じゅんじさん「君は首無しライダーの話を知ってるかな?」
せーじ「びくびく」
じゅんじさん「ある夜、免許とりたての少年が練習がてら単車を走らせてたらね……猛スピードで追いかけてくる一台の原付バイクがいたんだよ」
せーじ「びくびく」
じゅんじさん「原付バイクであのスピード……ヤンキーかな、怖いなー、って思いながら走らせてると…」
せーじ「ぎゃあああ!」
じゅんじさん「あ、まだ怖くないからねー。原付バイクは一気に追い付いて、少年の横に並んで走る……少年は怖くて怖くて、震えながらまっすぐ前を向いて走った…」
せーじ「びくくく」
じゅんじさん「すると横に並んだバイクの主が、声をかけてきた……」
せーじ「ぎゃああああ!!」
じゅんじさん「まだ大丈夫だからねー、よく聴いて。そいつはダミ声で……、ごはん食べたか、って尋ねてきた…」
せーじ「ぷるぷる」
じゅんじさん「あまりの恐ろしさに少年は急ブレーキをかけて単車を停め、近くにあった廃工場に隠れた…」
せーじ「はぅあっ!ぷるぷる」
じゅんじさん「…逃げ切れた、そう思った瞬間!後ろから怒気を強めた声で、なぜ逃げる、と声が聴こえる!恐る恐る振り向くと…」
せーじ「あわわわ…ガクブル」
じゅんじさん「そこには体重100kgの、少年の母親が立っていた」
せーじ「ぎゃあああああ!!!」
じゅんじさん「…うーん、この話は笑い話なんだけどなぁ……太ってて首が見えない人いるでしょ?」
せーじ「私はそれが怖いんですよ」
怪談でもなんでもない、せーじでした~(^▽^)/
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