A「ねえ、知ってる?ここから東に行った所に隠された遺跡があるんだって」
B「え?なにそれ、初めて聞いた!」
C「そこには何が隠されてるの?」
A「クサン・カーリン王の財宝」
クサン・カーリン
~地竜のコーエン~
鬼崎じゃ( ´∀`)ノ
導入のネタも絡めてきておるが、今回は草刈公園の見聞録じゃよ(>ω・)b
ことの起こりは職場の休憩時間。友人のノイマン(※)との、何気ない会話がきっかけじゃった。
このノイマンは、自転車を趣味にしておる。そんなこともあり、休日ともなれば色んな所へ出かけるらしい。
ある日知立市を走ったという話になり、その知立のボーリング場の近くに珍妙な公園がある……とわしに教えてくれた。
わしは愛知県の三河地方在住なのじゃが、その話は全く知らなかった。まあ他所から移住してきたから、というのもあるんじゃがの( ´∀`)フォッフォッ
早速好奇心に駆り立てられたわしは、詳しい場所を聞いてみる。
それと同時に画像も見せてもらったが……
正直、その写真がヤバかった( ´∀`)イイイミデ
いや、これもう行くしかないじゃろ!
さて、そんなわけで6月26日土曜日、曇天。
空はちと不安じゃったが、その草刈公園へ行ってみることにしたp(・ω・)q
とりあえずイーグルボウルというボウリング場までのマップを見、あとは何となく進むことに←
じゃが、これが間違いじゃった;
こんなん迷うわけないわ!一発でたどり着いてやんよ!
とか思っておったら、全然それらしきものが見えず辺りをぐるぐる回っておったわい←
おかしい……とか思ってもう一度マップを見、ようやく理解した爺。
スギ薬局知立福祉アリーナ(体育館)なる建物の駐車場を横切って行かねばならんのじゃな( ´∀`)シッパイシッパイ
そんなこんながありながら、とりあえず体育館の駐車場に停めると…
なんと、よく見たら建物の入り口にしっかり表示されておった;
これがクサン・カーリンを称えた碑文…!!
…早速体育館の横を抜け、内部に潜入してみた。
普通の公園といった感じがする…
少し開けたところにきた……ここで神官が儀式をしたとでもいうのか…( ˘ω˘ )ムム
ここはコロッセオの名残じゃろうか……運動出来る広さがあるのう( ´∀`)
そうはいえど、ここまではただの公園に思えなくもない。
ノイマンが見せてくれたような、衝撃的な遺跡群は本当にあるのだろうか…?
そんなわしの心配は、全くの杞憂に終わった。
これはまさしくピラミッド!
ジャングルジム要素がありつつ、頭頂部まで登れば滑り台を楽しむことが出来る。
しかもピラミッドの模様を模しつつも、ジャングルジムの内部に入れる入り口があけられている。
さながら盗掘によって穴をあけられた、クフ王のピラミッドの如し。
正直、わしも登って滑って調査をしたかったのじゃが、それでは変質者にしか見えないので我慢したぞ!
そしていよいよ、伝説的な遺跡へと到達する……刮目して見よ!
!( ´∀`)
スフィンクス……紛れもなくスフィンクスじゃ!!( ´∀`)ノ✨ワッショイ
いやはや、よもや知立の公園にこのようなものがあろうとは……恐れ入ったわい( ˘ω˘ )
そしてスフィンクスの前に滑り台を設置することにより、ピラミッドよりもすぐ登れてすぐ降りられる構造になっておる…
これはあれじゃな。
本家のスフィンクスは、もともと顔より下が埋まっておったと聞く。
これはその際の、発掘の様子をイメージしての配置なのじゃろう。
このスフィンクスの顔の高さが地面じゃと仮定すれば、滑り台はなだらかに穴を掘っていく様。
階段は、地表に上がるため段々状に掘っていった作業用の通路を模した……と思える。
いやはや、なんとも凝った造りよのう( ˘ω˘ )
そしてこのスフィンクス、実は頭の中に入れる空間がある。
一瞬じゃが、異形の者の顔に見えた。
上が覆われているため少し暗く、まるで人が入るのを躊躇させる……そんな造りにも思える。
しかし、一度中に入れば気づく。それは勇気が試されていたのじゃ、と。
中に入ってしまえば、不思議と恐れは消える。これは、自身がスフィンクスと一体になったためではなかろうか。
スフィンクスの頭の中とは知識や思考を意味し、勇気を出した者が叡智に近づけるのだ……
そう、そして叡智こそが宝なのである。
そう暗喩している。わしは感じた、勝手に←
色々な気付きを与えてくれたスフィンクス。
わしは気持ちを抑えきれず、自分も写った写真を撮ることにした。
いやはや、自撮りとは難しいものじゃな( ´∀`)
なんにせよ、いい思い出になったわい。土産話にもなるしのう!
草刈……知立の公園でもトップクラスの、面白い公園じゃった。教えてくれた友人に感謝じゃな!!
さてさて、今回は草刈公園の見聞録じゃった。ネタ話に付き合ってくれてありがとの!
さらばじゃ!( ´∀`)ノシ
※……ノイマンとは、目元が八代亜紀に似ている髭の男性。鬼崎は最近、会社の女性陣と話す機会があったのだが、それによると彼の体が引き締まっていく様に注目していたらしい。「理想的なスタイル」「かっこいい」と口々に言っていたので、彼を支えた友人として鼻が高い反面、自分について一切触れられなかった事に激しい嫉妬を覚えたのであった。わしも痩せるわい、チクショー!
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