計算式に関してちゃんとした説明がなかったので、今日はそれについて書いておきますね(^▽^)/
目次
基本的な計算式
10×体重(kg)+6.25×身長(cm)-5×年齢+5=基礎代謝(㎉)
これが基礎代謝量の出し方になります(計算機の場合は関数電卓で!)。
例……身長170cm70kg、30歳の男性だとすると、
10×70+6.25×170-5×30+5=1617.5となり、
1617.5㎉が基礎代謝量となります。
そこにアクティブ度を掛けます。掛ける数値は下記の通りです(・ω・)
アクティブ度が低い人
座り仕事が多く、1日の運動は歩いたり階段を上ったりする程度なら、1.2
アクティブ度がまあまあ高い人
立ち仕事や重労働が多く、比較的一日中動き回っている方なら、1.55
アクティブ度が高い人
立ち仕事や重労働が多く、加えてジムでのトレーニングや運動をしている方なら1.725
先ほどの例の男性がデスクワークなら、
1617.5×1.2=1941㎉が一日の代謝量となります。
目的はダイエットなので(マクロ管理法は増量にも使えます)、そこに0.8を掛けます(・ω・)
1941×0.8=1552.8㎉、先ほどの男性の場合はこれがダイエットする場合の摂取カロリー上限値です。これをベースに、PFCバランスを割り出していきます(^ー^)
必要なタンパク質の計算式
体重(kg)×2=タンパク質摂取目標値(g)、
タンパク質摂取目標値(g)×4=タンパク質摂取目標値のカロリー(㎉)
となります(タンパク質は1gあたり4㎉)
先ほどの170cm70kg、デスクワークの30歳男性の場合を当てはめてみると、
70×2=140gのタンパク質が必要だと分かり、
140×4=560で摂取するタンパク質のカロリーは560㎉なんだなと分かります。この摂取するタンパク質のカロリーは、後で摂取する炭水化物の計算に使いますp(・ω・)q
必要な脂質の計算式
タンパク質の時とは少し計算が違い、
摂取カロリー上限値(㎉)×0.25=脂質摂取目標値のカロリー(㎉)
と、先にカロリーの方を出します。これは、脂質の目標値が総摂取カロリーの25%を目安としているからです。カロリーを出したら今度はgに換算します(脂質は1gあたり9㎉)
脂質摂取目標値のカロリー(㎉)÷9=脂質摂取目標値(g)
となります。
それでは先ほどの男性を当てはめてみると、
1552.8×0.25=388.2㎉、
388.2÷9=43.1g(端数切捨て)の脂質を摂ればいいと分かりますね。摂取する脂質のカロリーも、次の炭水化物の計算で使いますp(・ω・)g
必要な炭水化物の計算式
摂取カロリー上限値(㎉)-タンパク質摂取目標値のカロリー(㎉)-脂質摂取目標値のカロリー(㎉)=炭水化物摂取目標値のカロリー(㎉)
となり、先に出した目標値のカロリーを引いて炭水化物目標値のカロリーを先に出します。そして脂質の時のようにgに換算します(炭水化物は1gあたり4㎉)。
炭水化物摂取目標値のカロリー(㎉)÷4=炭水化物摂取目標値(g)
となります。では先ほどの男性を当てはめてみると、
1552.8-560-388.2=604.6㎉、
604.6÷4=151.1g(端数切捨て)を目標にすればいいと分かります。並べてみると、
タンパク質140g、脂質43g、炭水化物151gがおよその目標値となります。ここに合わせてごはんをコントロールしていけば、この方は健康的に痩せていきます。範囲内に収めれば、アイスも食べられますし(n*´ω`*n)
~あとがき~
今回は少し難しい話でしたが、マクロ管理法の計算式がどうなっているのかという仕組みが分かったかと思います。実際の所はマクロ計算機を公開されている方がいますので、そちらを使うのをお勧めしています(*- -)(*_ _)ペコリ
マクロ管理法を用いたダイエットは努力が実るダイエットです。頑張った分が結果として現れるので、多くの方は二週間続けたあたりから体の変化が顕著になりますし。一日くらいオーバーしても、次の日からちゃんと継続出来たら巻き返せるのもグッドp(・ω・)g
マクロダイエット継続中の、せーじでした~(^▽^)/
マクロと併用可能なダイエットのあれこれはこちら( ´∀`)
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